【院長が診察に集中出来る環境をつくるために】
現在、クリニック経営を院長夫人の立場からサポートする事を目的として
『医ッ歩一歩の会』と『麗人サロン』を運営しております。
私は薬学部を卒業後、MRとして勤務した後、栃木県のクリニックを経営する2代目院長に嫁ぎました。ところが経営状況は芳しくなく、院長自身のお給料は地方公務員の新卒程度、私自身は無給の状態、正直想像していた開業医の生活とは程遠い現状でした。
それから必死に医療経営を学び、トライ&エラーを繰り返しながら、目の前の課題を一つずつ解決していきました。幸運な事に3年後には一般的な開業医の収入を得られるようになり、4年目には医療法人化する事が出来ました。
私自身の経験から、院長は診察行為を集中し、奥様は院長の右腕として夫婦両輪で運営していく事がクリニック経営成功の鍵を握ると確信しています。自院を一番把握しているのは院長であり、院長を一番把握しているのは奥様です。
過去に私のクリニックでは、人事評価や退職トラブル、スタッフ間の軋皪、院長とスタッフの壁などさまざまな問題が起きました。スタッフの言い分ばかり聞いていては経営は成り立ちません。両者の話をよく聞き、解決策を見出す事が重要です。問題を自身の中にしまっておくよりも、同じ問題を抱える方達と共有し、解決策を伝えていく事が早期問題解決のカギになると思います。ぜひ、開業中の開業医の奥様これから開業予定の奥様にも会に参加して頂きご一緒に学べる場を共有して行きたいと思います。